公共図書館のトップランナー「札幌市中央図書館」へ

生まれ故郷である北海道への出張。幼年期に過ごした札幌。アポイントの時間前に足を運びたかったのは札幌市中央図書館。路面電車にのって「中央図書館前」に向かう。2015-02-24 13.52.56途中の「西線11条」という駅の近くに父が勤めていた会社の社宅があり、幼稚園から小学生まで過ごした懐かしい街。

2014年3月まで出向していた一般社団法人 電子出版制作・流通協議会の活動を通じて札幌市中央図書館の淺野隆夫さんと知り合い、セミナーにも登壇いただいた。その内容はフリーライターの鷹野凌「本が売れなければ図書館の未来もない」―公共図書館電子化モデルの議論 というタイトルでeBook USER というサイトにレポートしている。

最近では「札幌市中央図書館、電子書籍の貸出サービスをスタート」というリリースがあった。

私も「変わりつつある図書館の現在」(「クロスメディア考現学」)というタイトルで淺野隆夫さんの日経新聞に掲載されたコメントを引用したことがある。

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「単なる、“本の館”として図書館を維持するのは無理」「利用者の役に立つ情報を集め、発信する拠点として図書館を再定義する時に来ている」

無料貸本屋と揶揄され、書き手や出版社からも敵対視されることもある公共図書館。札幌市民の協力、市内の出版社と連携をはかりながら実証実験を行い、推進してきた電子図書館への取組が現実のサービスとしてはじまっている。札幌市中央図書館に足を運び、市民から受け入れられ、愛されている公共図書館であることが伝わってきた。公共図書館のトップランナーとしての札幌市中央図書館。実際に足を運ばないと感じられない空気感というものがやはりある。

2015-02-24 14.01.43        切り株をモチーフにした電子書籍体験ブース

 

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実は淺野さんとお会いしてもフェイスブックのメッセージでも話題の大半は、音楽、ギターの話。ギタリストの淺野さんへのお土産はギブソンの弦。次回はギター持参で、夜はセッションしましょうと約束してお別れしました。